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タイヤショベル(ホイールローダー)での積込みの注意点を解説! | 岡山トレーニングセンター

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2025.03.27

タイヤショベル(ホイールローダー)での積込みの注意点を解説!

皆さんこんにちは、人手不足をレスキューする7tユニックセルフのユニセルロジです。

本日はホイールローダーの積込みについて解説します。
別名タイヤショベルとも呼ばれる重機です。

ホイールローダーは車両系建設機械(整地等)に分類されており、車両総重量によって必要資格が分かれています。

  • 3t未満:車両系建設機械(整地等)の特別教育
  • 3t以上:車両系建設機械(整地等)の技能講習

今回積込みの機種の場合は技能講習が必要です。

また、弊社岡山トレーニングセンターではバックホーやホイールローダーが使用できるようになる車両系建設機械(整地等)の技能講習も行っています。

▶YouTube関連動画はこちら!
【ユニック車】タイヤショベル(ホイールローダー)積込み固縛を実演!
積込みの注意点を解説致します!【セルフ車】

ホイールローダーの始動方法

ホイールローダー

ホイールローダーに乗り込む際は、左側から3点指示(手と足の3点で支える)で安全に乗り込みます。

足元のペダルは右がアクセル、左と中央がブレーキで、ブレーキが2カ所あります。
左手側がパーキングブレーキのレバー、右側がバケット上下のレバーとなります。
右側のバケットレバーの横にある赤いレバーが安全操作のレバーです。
その付け根に回転数を変更するウサギと亀のスイッチがあります。

ハンドル横に前進、後進レバーがあります。『FNR』記載されています。
Fに入れると前進、Nに入れるとニュートラル、Rに入れると後退です。

始動

    • 左から3点支持で乗り込みます。
    • パーキングブレーキが掛かっているかを確認します。
    • レバーがN(ニュートラル)にあるか確認します。
    • ブレーキを踏みながら、キー(ハンドル横)を回し、グローにし、さらに回すとエンジンが掛かります。
    • 安全レバーを下げ、バケットのレバーを手前に引きバケットを上げます。

パーキングブレーキを解除してFに入れると前進します。

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ホイールローダーの積込み準備

積込みの際は、トラックを最適な位置に停車します。

まず、ミラーを格納し、車輪止めをセットしましょう。
セルフ作業の場合前タイヤは浮きますので、輪止めは後輪にセットします。

次に、上空確認をします。
架空線や家の軒など、セルフして車体が上がった時に当たる物がないか指差し確認しましょう。
問題がなければセルフ作業に移ります。

そして、地盤確認して敷板をセットします。
ぬかるんだ地盤ではないか、張り出しても問題がない地盤かを確認し、メーカー純正品の敷板をセットしましょう。

セルフ作業では、アウトリガを横に張り出さず、最小のまま地面側に張り出します。
この時地盤がアスファルトなどの場合、荷台後部と地面が干渉して傷が付く事があります。
その場合は荷台後部に緩衝材をセットしてからセルフ作業するようにしましょう。

ホイールローダーの積込み作業

ホイールローダーのエンジンを始動し、バケットを上げてから荷台後部に移動させましょう。

泥で滑る場合はウインチを使用します。
ウインチを使用する場合は、荷台後部にウインチを掛けるピンがありますので、後部から積込みをしましょう。(機種によってピンの位置は異なります)

トラック前に来ましたら、ホイールローダーのタイヤ位置に合わせてバタ板(あゆみ板)をセットします。

ホイールローダーのバケットが当たらないように上部に上げて荷台に積込みを開始します。
もしタイヤ位置が不安な場合は一度おりて確認するようにしましょう。

荷台にホイールローダーの後輪がのったら、アウトリガを下げて荷台を水平にしましょう。
斜頸が付いたまま作業すると滑って事故の原因となります。
荷物がのったらすぐ水平に戻しましょう。

この時、まだ荷台上で荷を移動させますので、アウトリガは少し地面に付けておきましょう。
荷を荷台で移動させる場合に、グラグラと揺れて不安定にならないようにするためです。

荷台中央まで移動できたら、ホイールローダーの排土板を下げて荷台床に付けて、エンジンを停止してからパーキングブレーキを入れます。

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ホイールローダーの固縛作業

ホイールローダー

運搬中に前後左右に動かないように固縛する必要があります。

前はウインチとスリングを使用し根本部分に固縛します。
また、スリングのホイールローダーが干渉する場所には切れないよう緩衝材を入れるようにしましょう。

後部は、ピンにレバーブロックとスリングで取り付けて固縛します。
レバーブロック1丁で届かないので、スリングで延長していますが、レバーブロック2丁で固縛しても問題ありません。

荷物用の車輪止めもセットしましょう。

まとめ

今回は、ホイールローダーを回送車に積込みする手順を紹介してまいりました。

  • ホイールローダーは必ず排土板を上げてから前後させる。
  • 中央で折れて曲がる独自なハンドル操作となるので、積込み時には注意しましょう。
  • 積込み時はバタ板(あゆみ板)の設置位置がホイールローダーのタイヤ位置とあっているか確認しましょう。
  • 積み込んだ後はしっかりと固縛をしましよう。

普段は、私たちユニセルロジの、研修動画をメインにアップしております。
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岡山トレーニングセンターでの講習内容

ホイールローダーの操作や運転して積込みするには、車両系建設機械(整地)の資格が必要です。
岡山トレーニングセンターでは、車両系建設機械(整地等)の技能講習や、ローラー締固めの特別教育も行っています。
是非資格を取得されるかたはお越し下さい!

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即戦力となるスキルを伝授!
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