車両系建設機械の資格とは？

資格の種類と概要

車両系建設機械とは、建設現場で用いられる特殊な機械の総称で、整地、掘削、運搬、積込み、解体などの作業に使用されます。
これらの機体を安全に運転するためには、技能講習や特別教育の受講が必要です。

資格は労働安全衛生法施行令に基づき、業務内容に応じて取得しなければなりません。
修了証を交付されると、該当する機械の運転が可能になります。

6種類以上の資格とその違い

車両系建設機械の資格には以下の種類があります。

• 整地・運搬・積込み用（ブルドーザー、パワーショベル等）
• 掘削用（ドラグショベル等）
• 解体用機械（ブレーカー等）
• 基礎工事用機械（アースドリル、杭打ち機等）
• 締固め用機械（ローラー等）
• コンクリート打設用機械（コンクリートポンプ車など）

車両系建設機械の各種資格について詳しく知りたい方は、前回のコラムをご覧ください！
▶車両系建設機械に関するコラムを読む
「車両系建設機械の種類と内容を徹底解説！」

 

整地・運搬・積込み用及び掘削用の資格で
運転できる機体

建設機械の種類と用途

整地・運搬・積込み用の資格を取得すると、以下のような機体を運転できます。

• ブルドーザー（整地・押土作業用）
  土工事の基礎となる整地作業に用いられます。
  
  
• パワーショベル（掘削・積込み用）
  土砂の掘削や積込み作業に特化し、バケットを装備しています。
  
  
• スクレーパー（土の移動用）
  土を削りながら移動させる機体で、大型工事に使用されます。
  
  
• トラクター（土の運搬・掘削用）
  大きな農地や工事現場での土運搬や、軽い掘削作業に用いられます。
  
  
• バックホウ（掘削用）
  掘削作業に特化した機体で、掘った土を積込み・運搬します。

 

資格取得の流れとコースの選び方

車両系建設機械の受講コース

 

各コースとその受講対象者

Aの場合は、誰でも受けられるコースとなります。
Bコースにあたる免除資格のない方が該当します。

一方で、Bコースの受講対象者は3種類に分けられます。

①大型特殊自動車免許を持っている方
②大型・中型、又は普通自動車免許を持っている、かつ小型車両系建設機械運転特別教育を修了し、その運転業務経験が3ヶ月以上ある方
③不整地運搬車運転技能講習を修了した方

小型車両系建設機械とは、車両系建設機械の中でも、機体重量が3トン未満のものを指します。

不整地運搬車とは、未舗装の現場や荒れ地などで土砂や資材を運ぶ車両のことです。キャタピラ式（クローラー式）のものが多く、ダンプ型のものもあります。

以上のように、各教習所でも受講条件が定められているので、自分がどのコースに当てはまるかわからない場合は、問い合わせるようにしましょう。

岡山トレーニングセンターで開催している車両系建設機械（整地・運搬・積込み用及び掘削用）の詳細についてはこちらからご確認ください！
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まとめ

車両系建設機械の資格を取って特殊車両を運転しよう！

ブルドーザーやバックホウなどの建設機械を運転するには、車両系建設機械（整地・運搬・積込み用及び掘削用）の資格が必要になります。

車両系建設機械以外の資格や大型特殊免許を持っている方は、一部講習内容が免除される場合があります。

自分に必要な資格や免除条件がわからないときは、各教習所のHPをチェックしてみてください。

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岡山トレーニングセンターでの講習内容

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