車両系建設機械のいろいろな呼び方! ~油圧ショベル編~ | 岡山トレーニングセンター
2025.05.29
車両系建設機械のいろいろな呼び方!
~油圧ショベル編~
今回は、車両系建設機械の中でも、油圧ショベルの呼び方の違いについて解説します!
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油圧ショベルとは?
現場で主力となる掘削用建設機械
油圧ショベルは、建設現場や土木工事で頻繁に使用される車両系建設機械の一つで、主に土砂や岩の掘削作業に用いられます。
油圧ショベルは油圧システムを活用して、アーム、バケット、ブームを操作し、大きな力を発揮することができます。
これにより、強力な作業が可能となり、重機としての重要な役割を果たしています。
油圧ショベルはJISや一般社団法人日本建設機械工業会での統一名称となります。
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油圧ショベルの特徴
油圧ショベルの特徴は、作業現場において高い機動性と精密な操作が可能な点です。
例えば、小型のミニショベルは狭いスペースでの作業に最適であり、大型機は広範囲の土砂を効率的に掘り進めることができます。
このように、油圧ショベルは規模に応じた柔軟な運用ができるため、多岐にわたる用途で活躍しています。
また、積込みや運搬作業にも活用されるため、他の重機と同様に建設工事には欠かせない存在です。
油圧ショベルのいろいろな呼び方:
「ユンボ」「バックホー」「ドラグショベル」
「パワーショベル」「ショベルカー」
「ユンボ」は特定メーカーの商品名だった!
「ユンボ」という言葉は、実は特定のメーカーの商品名から派生したもので、元々はフランスのSICAM社の製品を指していました。
SICAM社が生産したショベルの名前として「ユンボ」という呼称が広まり、その後、日本国内でも多く使用されるようになりました。
特に、1970年代には日本の建設機械市場において「ユンボ」という名称が浸透し、今では油圧ショベルの俗称として広く使われています。
「バックホー」と「ドラグショベル」は行政で使用される呼び方
バックホーは、技術的な分類に基づく呼称で、「バケットが手前を向いている」という特徴を持っています。
この名前は、資格試験や技術書、さらには業界内で使われる用語として標準化されており、資格を取得する際に耳にすることが多いでしょう。
中でも、ドラグショベルは、主にバックホー型の油圧ショベルを指す行政用語として使われることが多いです。
「パワーショベル」はコマツの商品名だった!
パワーショベルは、日本の建設機械メーカーである小松製作所(コマツ)が製造・販売していた油圧ショベルの製品名として、その名前が広く普及しました。
コマツのパワーショベルが市場で大きなシェアを持っていたため、他社の油圧ショベルも含めて「パワーショベル」という名称が一般的に使われるようになったと言われています。
また、バックホーとは逆で、「バケットが前方を向いている」という特徴もあります。
「ショベルカー」はメディアで使用される呼び方
ショベルカーは、一般の方でも聞いたことがあるのではないでしょうか。
広く認知されている用語で、テレビのニュースや報道で耳にすることが多く、油圧ショベルの様々な故障の中でも、特に一般的な呼び方だと言えます。
講習ではどの用語が使われる?
講習テキストや試験で使用される用語には、正確な名称が用いられますが、目的に応じて使い分けられることもあります。
ただ、最も一般的で、かつ専門的な文脈でも用いられる「油圧ショベル」が使用される可能性が高いと言えます。
まとめ
今回は、「油圧ショベル」「ユンボ」「バックホー」「ドラグショベル」「パワーショベル」「ショベルカー」の呼び方の違いついて、紹介しました。
これらはすべて同じ機械を指しているものの、それぞれが異なる背景や用途に基づいて使用されています。
用語の違いを理解し正確に使い分けると、建設現場でも効率的に作業ができるでしょう。
岡山トレーニングセンターでの講習内容
岡山トレーニングセンターでは油圧ショベルの運転に必要な車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習の受講が可能です。
講師は重量物輸送のプロ!
実際に現場で働くプロが講師として指導いたします
即戦力となるスキルを伝授!
経験豊富な講師が実際の現場で役立つスキルをお伝えします
パーソナルトレーニングあり!
受講者それぞれのレベルに合わせた指導が可能です
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