「クレーンって、ちょっと触るくらいなら資格いらないでしょ？」

そう思うことはありませんか？

実は、その“ちょっとした油断”が、現場での重大事故につながることがあります。
この記事では、小型移動式クレーン資格の本当の必要性と、資格を活かす3つのメリットをわかりやすく紹介します。

この記事は次のような方におすすめです。

• なぜ小型移動式クレーン資格が必要なのかを知りたい方
• 小型移動式クレーンを活用するメリットを知りたい方
• 岡山トレーニングセンターの講習スケジュールが知りたい方
  
  また、現場で信頼されるクレーンオペレーターを目指すなら、岡山トレーニングセンターの「小型移動式クレーン運転技能講習」がおすすめです！

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小型移動式クレーンとは？

小型移動式クレーンの仕事に興味のある方はこちらをクリック！！YouTubeでメリット・デメリッとについて解説してあります。

小型移動式クレーンとは、つり上げ荷重1トン以上5トン未満の範囲で荷を吊り上げられる移動式クレーンのことです。

これは、1990年10月1日（平成2年）改正の労働安全衛生規則により、運転には「小型移動式クレーン運転技能講習」の修了が義務づけられています。この「1トン」という基準は安全上の境界です。
1トンを超える荷重になると、バランスや地盤条件、アウトリガーの展開など、高度な判断と技術が必要になります。

つまり、小型移動式クレーンは最も多くの現場で使われる＝資格を要する機械なのです。

なぜ資格が必要なのか？

資格制度は単なる形式ではなく、事故防止と法令遵守のために設けられています。

資格を持たずに操作を行うと、

• 労働安全衛生法違反（事業者に罰則）
• 使用停止命令・再教育指導
• 保険補償が制限される可能性（契約条件に依存）
  
  といったリスクが発生します。また、厚生労働省の事故事例によると、クレーン転倒の多くはアウトリガー未展開や過荷重作業などの人為的ミスが原因です。

状況	原因	結果	防止策
アウトリガー未展開	設置不良	横転事故	展開角度と地盤確認を徹底
過荷重吊り	定格荷重超過	転落・落下	荷重計の確認を徹底
無資格操作	知識不足	法令違反	技能講習修了証を携行

つまり、資格は「安全を守るための知識と責任」を身につける証明書でもあるのです。

小型移動式クレーン講習の対象者と必要条件

講習対象者は、つり上げ荷重が5トン未満の移動式クレーンに従事する方です。
例えば、岡山トレーニングセンターでは、以下のようなコースに分かれています。

• A（20時間コース）
  免除資格のない方（下記クラスのいずれにも該当しない方）
• B（19時間コース）
  クレーン特別教育又は移動式クレーン特別教育の修了者でその業務に6か月以上従事した経験のある方
• C（16時間コース）
  （1）クレーン、デリック、又は揚貨装置運転士免許を有する方
  （2）床上操作式クレーン、又は玉掛け技能講習を修了した方
• D（17時間コース）
  （1）建設機械施工技術検定の1級合格者で実地試験においてショベル系もしくは基礎工事用を選択した方、又は2級の技術検定で第2種もしくは第6種の種別に該当するものに合格した方
  （2）車両系建設機械（基礎工事用）運転技能講習を修了した方

種別	科目	時間	コース
			A	B	C	D
学科	小型移動式クレーンに関する知識	6時間	○	○	○	○
	小型移動式クレーン運転技能講習に係る原動機および電気に関する知識	3時間	○	○	○	免除
	小型移動式クレーン運転のために必要な力学に関する知識	3時間	○	○	免除	○
	関係法令	1時間	○	○	○	○
実技	小型移動式クレーンの運転	6時間	○	○	○	○
	小型移動式クレーンのための合図	1時間	○	免除	免除	○
合計		20時間	20時間	19時間	16時間	17時間

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資格取得がもたらす3つのメリット

資格取得は、自身の安全だけでなく、キャリアアップ・信頼・現場効率の向上につながります。

①就職・転職・昇進に有利

多くの企業では、有資格者を即戦力として採用します。
特に「小型移動式クレーン運転技能講習」「玉掛け」の資格を持つと、作業範囲が広がり、職長候補や現場リーダーとして評価されやすくなります。
企業によっては資格手当を支給するケースもあり、スキルアップの投資効果は大きいです。

②作業効率が向上し、③労災防止にもつながる

正しい知識と操作技術を持つことで、現場全体の作業効率が向上します。
狭い場所や障害物が多い現場でも、小型クレーンなら短時間かつ安全に資材を搬入可能。
住宅建設や工場設備の据え付けなど、人力では困難な作業をスムーズにこなせるのが特徴です。

また、資格取得によって「吊り荷の確認」「合図の統一」「安全手順の遵守」が習慣化され、労災の発生率を抑える効果もあります。

項目	無資格作業	有資格作業
作業時間	経験頼み・非効率	適切な判断で短縮
安全確認	個人任せ	手順化・合図統一
現場評価	低	安全意識の高い人材として信頼

岡山トレーニングセンターでは、こうした実践型講習を通じて安全に早く動ける技術者を育成しています。

コラムまとめ

（ユニック車）でやってはいけないクレーン作業について、YouTubeで解説しています！！気になる方はチェック👍

移動式クレーン資格は、「ただ運転できる」ための免許ではなく、安全と信頼を証明する資格です。

• 1トン以上5トン未満のクレーン操作には資格が必須
• 無資格操作は法令違反・罰則・補償制限のリスクあり
• 有資格者は「安全・効率・信頼」で現場を支える人材

岡山トレーニングセンターでは、現場経験豊富な講師が丁寧に指導します。
初心者でも安心して受講でき、修了後すぐに現場で活かせる技術を身につけられます。

資格取得を通して、あなたも安全を操るプロフェッショナルを目指しましょう。

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会社概要

岡山トレーニングセンター
岡山市南区浦安南町243
TEL：086-238-0508
FAX：086-241-0556
受付：月～土(祝日含) 9:00～17:00
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