要注意:テールゲートリフター労災の原因トップ3!よくある危険行動と防止策 | 岡山トレーニングセンター

「パワーゲートの操作なんて簡単だろう」
そう思うことはありませんか?
実は、その“慣れ”こそが最も危険なサインです。テールゲートリフター(パワーゲート)による労災の多くは、「うっかり」「いつも通り」の操作から起きています。
そこで今回は、実際の事故例と専門知識をもとに、パワーゲート操作で絶対にやってはいけない3つのNG行為をわかりやすく解説します。
さらに、岡山トレーニングセンターのテールゲートリフター特別教育では、 この「正しい使い方」を徹底的に学びます。さらに「言葉だけじゃ分かりづらい」という方のために、岡山トレーニングセンターの講師が実演する動画もご用意しました。
現場で安全に作業するためのスキルを身につけたい方はご覧ください。
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▶テールゲートリフターの操作に係る特別教育
目次
テールゲートリフターを使用する作業者への特別教育が必須
テールゲートリフターを使用して荷を積み卸す作業を行う労働者に対し、安全衛生に係る特別教育を行うことが必要となりました。
対象となる作業には、テールゲートリフターの稼働スイッチの操作だけでなく、荷のキャスタストッパ等の操作、昇降板の展開や格納の操作など、テールゲートリフターを使用する業務全般が含まれます。
特別教育は、学科教育と実技教育があり、合計で6時間(学科4時間、実技2時間)が必要です。特別教育を行った際は、受講者、科目等の記録を作成し、3年間保存する必要があります。
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テールゲートリフター特別教育法改正前後の比較
テールゲートリフター使用作業に関する特別教育の義務化について、法改正前後の違いは以下の通りです。
| 項目 | 改正前 | 改正後 |
| 特別教育の義務 | なし | あり |
| 対象作業 | 適用外 | テールゲートリフターを使用する荷役作業全般 |
| 教育内意用 | 適用外 | 学科4時間、実技2時間 |
| 施行日 | 適用外 | 2024年2月1日 |
▶テールゲートリフターの法改正まとめ
テールゲートリフターの法改正についてこちらのコラムで詳しく解説しています。
【重要】テールゲートリフターの法改正まとめ | 岡山トレーニングセンター
テールゲートリフター3つのNG行為
NG行動①:ゲートに乗ったまま昇降する


【NG行動の詳細】荷物を持ったままリモコンで操作してゲートに乗ると、上昇時に足が挟まったり、バランスを崩して転落したりする危険があります。
【なぜ危険か?】
転落のリスク
ゲートの昇降中は足場が不安定です。特に荷物を持っていると両手がふさがり、バランスを崩した際に手すりや車体をつかむことができず、そのままゲートの外(地上)へ転落する危険が非常に高くなります。
挟まれのリスク
ゲートが上昇して荷台の高さに達する際、荷台の床とゲートの間に足が挟まれる事故が多発しています。特に荷物を押さえながら乗っていると、足元の確認がおろそかになりがちです。
【正しい方法:ステップとして使用し、3点指示で昇降】ゲートを中間の高さで止め、ステップ(踏み台)として使用し、体は3点指示で乗り降りします

NG行動②:荷台から荷物を「引いて」ゲートに乗せる

【NG行動の詳細】 荷台の上で、ロールボックスパレット(カゴ車)などの前(進行方向)に立ち、自分自身がゲート側に後ずさりしながら荷物を「引っ張って」ゲートに乗せようとすることです。
【なぜ危険か?】後ろ向きに作業すると、ゲートの端や自分の足元が全く見えないので、作業者と荷物が同時に転落する可能性がある。
【正しい方法:荷物の後ろから「押して」乗せる】必ず荷物の後ろに回り込み、「押して」ゲートに乗せる。

NG行動③:荷物と一緒にゲートで降りる

【NG行動の詳細】 荷物をゲートに乗せた後、作業者も一緒にそのゲートに乗り、地上まで下降することです。
【なぜ危険か?】下降中は特に、地上に接地する際の衝撃でバランスを崩しやすく、転落の危険があります。また、荷物がその衝撃で荷崩れを起こし、作業者の足などに倒れてくる危険もあります。
【正しい方法:作業者が先に降り、荷物は後で降ろす】 昇る時と同様に、ゲートを中間のステップとして使い、まず作業者が地上に降ります。その後、荷物を降ろします。

まとめ:テールゲートリフターの3つのNG行為
- NG行動①:ゲートに乗ったまま昇降する
- NG行動②:荷台から荷物を「引いて」ゲートに乗せる
- NG行動③:荷物と一緒にゲートで降りる
テールゲートリフター(パワーゲート)を使用する場合は危険と隣り合わせなので十分に注意してください。
また、岡山トレーニングセンターでは、現場経験豊富な講師が丁寧に指導します。
初心者でも安心して受講でき、修了後すぐに現場で活かせる技術を身につけられます。
資格取得を通して、あなたも安全を操るプロフェッショナルを目指しましょう。
岡山トレーニングセンターの特別教育
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