2024年2月1日より、改正労働安全衛生規則が施行され、「荷を積み卸す作業を伴うテールゲートリフターの操作の業務」が特別教育の対象として義務化されました。

これは、テールゲートリフター（別名：パワーゲート、トラックゲート）の荷台からの墜落・転落災害や、荷の倒壊による災害が後を絶たないことを受けた措置です。事業者は、対象となる作業に従事する労働者に対し、適切な教育を実施する義務があります。

対象となる業務

対象となるのは、テールゲートリフターを使用して荷物を積み降ろす作業を行うすべての労働者です。特に、貨物自動車に設置されたテールゲートリフターの操作が対象となります。

このテールゲートリフターは、労働安全衛生規則第13条第3項第28号で定義される「昇降装置」の一つと位置づけられています。

この改正により、これまで以上に安全な作業環境の構築が求められます。
事業者・関係者のみなさまは速やかに対象労働者への特別教育の実施をお願いいたします。

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